ダイハツ タント ウエルカムシートリフト
タントの特徴であるBピラーのない大開口部から、回転&昇降シートを使って乗り降りできる福祉車両。2つのモーターを使って回転&昇降した旧型に対し、新型では3つのモーターを使うことで、より効率的な回転&昇降の動作を実現。昇降時間を最大約2割短くした。
▲回転や昇降スピード自体は従来どおりのため、座った人が怖がることはない。シートの動き方だけで時間を短縮した
開口部が広いため、車いすからの移乗もしやすく、介助する人も動きやすい。乗降時間が短縮されたことで、さらに使いやすくなっている。
ダイハツ タント スローパー
スロープと電動スロープを使って車いすの人を乗せる福祉車両。ホンダのN-BOX同様、タントも新型からスロープを床に格納できるようになった。
▲スロープの折り畳み方の改良の他、車いすを固定するベルトの取り扱い方法をわかりやすくするなど、旧型に対して使い勝手の向上が図られた
車いすを乗せないときはラゲージに荷物を載せやすいので、他のタント同様、子供の送り迎えや買い物などに使いやすい。上記のウエルカムシートリフトと同じく、介助と日常使いを兼用できる福祉車両だ。
他にもたくさんの福祉車両が展示されている国際福祉機器展。複数の福祉車両を試せる機会はそう多くはないので、ぜひ会場に足を運んで見てほ「しい。